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不安障害とは
不安障害とは、日常生活や学業、仕事等に関するさまざまな出来事や活動に対する過剰な不安と心配です。本人がその心配を制御しようとしても制御できず、周囲の方々の保証によっても解消されないものです。
どのような方でも心配事をかかえているものですが不安障害の場合は、その心配事が非常に多岐にわたっており、その心配をするために多くの時間を費やし、しかも心配をやめることを自分でコントロールできないと考えています。その結果日常生活にも影響を及ぼすようになってきます。
とりこし苦労が増え、どんどん不安が不安を増長させていき、本人も疲弊し、倦怠感や疲労感が強くなっていきます。その他そわそわしたり、落ち着きがなくなり、集中力が欠如してきます。容易なことでイライラしたりするようになります。コントロールできないほどの過剰な不安のほか、警戒心、疲れやすさ、体のこわばり、睡眠障害(眠れない)などが出現してきます。
心の不調のサインは体の不調としてもでてきます。頭痛、肩こり、体のしびれ、ふるえ、めまい、ふらつき、自分の身体ではないような感じ、悪寒や熱感、動悸、息切れ、飲み込みにくさ、吐気、腹痛、下痢、便秘などがみられます。自分では精神疾患と気づかずに、内科等の身体科を転々と受診されさまざまな検査をうけられる方もいらっしゃいます。
男女問わずどの年齢でも発症する可能性はあり、ストレスの高い出来事がきっかけとなっていると考えられています。
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